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『45歳以上の「普通のサラリーマン」が何が起きても70歳まで稼ぎ続けられる方法』資格でキャリアを大きく前進させる

キャリアに関する本を読みました。この本のテーマは資格活用です!
著者は社会保険労務士佐藤敦規さん。46歳から知識ゼロの状態で社会保険労務士のべんのょうを始め、50歳目前で合格された方です。※表紙の絵がとっつきにくい感じがしましたが、内容は良かったですよー!

この本には資格を活用することで70歳までしっかりと稼ぎ続けようということが書かれています。
ポイントとして、弁護士や公認会計士などの超難関資格ではなく、働きながらでも合格できる準難関資格を選ぶべし、と書かれています。具体的には次の7つ。

  1. 社会保険労務士
  2. 行政書士
  3. 土地家屋調査士
  4. 中小企業診断士
  5. 宅建
  6. 米国公認会計士
  7. 1級建築施工管理技士

試験に合格するための勉強時間を1000時間を上限にして、「独占業務がある」「転職に有利」「独立開業できる」という3つのポイントのいずれかを満たしている資格を選んでいます。なかなか面白い切り口でした。

それぞれの資格についての紹介と、実際に勉強する際の計画の立て方、1日の勉強スケジュールなど、具体的な内容まで記載されています。

また、「資格を取得したその後」についても言及されていて、独立した際のイメージも少し掴むことができました。具体的には以下の3点が有用だと感じました。

  • 顧客の見つけ方
  • 料金表と契約書の重要性
  • 地方の狙い方

この本を読んですると決めたこと

資格も使い方によっては効果が大きいだな、と感じました。
ぼくはある程度の資格をすでに持っているので、ここから更に資格を取得するのは戦略としてあまりよくなさそうだなぁ、とも思いました。
なので、今の資格と業務経験を活かして今後のキャリアアップを目指していくとにします。
また、もし独立開業することがあれば大都市圏で戦うだけではなく、地方での仕事を選択肢としてもっておこうと思いました。

この本を読んで「新たな資格取得を目指すのをやめる」という決断ができたことは大きな一歩でした。

これから資格の取得を目指すという人には具体的な勉強スケジュールの立て方なども記載されているのでとても有効だと思います。

本の目次

  • 序章 なんとなく不安をかかえる45歳以上の普通のサラリーマン
  • 第1部 準備編
  •  第1章 計画編~普通のサラリーマンは何を狙うべきか~
  •  第2章 スケジュール編~普通のサラリーマンはいつどこで勉強するか~
  •  第3章 勉強編~錆びた頭をどう蘇らせるか~
  • 第2部 実践編
  •  第4章 収入アップ編~取った「武器」をどうお金にかえるか~
  •  第5章 独立編~どうしても独立しなければならないときに考えること~