あなたの「タグ」を周りに伝えよう
突然ですが、あなたは自分の強みをしっかりと周囲に伝えることができていますか？
強みのことを「タグ」と表現することがあります。
キャリア構築で大切なのはしっかりとチャンスを掴むこと。そのためには自分の「タグ」を周囲に伝えておくことがめっちゃ大事です。
あなたが会社務めで、目指す役職や部署やプロジェクトがあったとしします。
そのポジションにあなたを抜擢してくれるのは、上司や自部門の部長や人事担当ですよね？
その方たちにあなたの「タグ」を伝えておきましょう。もちろん、目指すところに必要な要素を見極めた「タグ」を伝えることが重要です。
そうすればあなたが狙うプロジェクトに次のメンバーを補充するタイミングに、パッとあなたの名前を思い浮かべてくれるようになるからです。
伝える内容は次の３つです。
- 自分のタグ（強み）
- タグ（強み）を活かして次にチャレンジしてみたいこと
- そのためにどのような準備をしているか
伝える場は、お勤め先にキャリア面談の機会があればそのような正式な場で伝えるのが一番です。議事録を取ってくれたりしますしね。
なければ上司との雑談や、今は難しいかもしれませんがお酒の席など非公式の場で何度も伝えましょう。
一般的なお話だけだと分かりにくい部分もあると思いますので、ぼくの例をお話します。
ぼくのターゲットは「海外赴任」でした。
1.タグ（強み）は以下の３点。
- ITの知識: 特にERPシステムのデータの扱いに長けていること
- タフ: 困難な環境でも諦めずしっかりと成果を出すことができること
- 英語力: ただし、まだTOEICのスコアが上がっただけで仕事面での実績は少ない
2.タグ（強み）を活かして次にチャレンジしてみたいことは「海外赴任」です。
3.そのために準備していることは２つ。
- 英語を使った仕事をアサインしてもらって訓練中
- プライベートでも英語を使って海外の方と話す機会を増やすために、Language Exchange のコミュニティに参加したり、英語で道案内をしている。
このような内容をキャリア面談の場で部長クラスの方に伝えていました。
その結果、ヨーロッパへの赴任メンバーを選出する際に声をかけていただくことができました！
おそらく自分のことをアピールするのは少し恥ずかしいと感じると思います。
ぼくも最初は「こんなこと言って、否定されたり、調子に乗ってるとか思われたらやだなー」と思っていました(笑)
ただ、あとで他の管理職と話した時、管理職のなかでは
「レオンさんはしっかりと自分の強みを理解して、そのうえで強みを活かしてどう会社に貢献するかを考えてくれている」
という話が出てると言ってもらうことができました。
自分から発信しないと、あなたの強みとやる気に誰も気が付いてくれないんです。
なので恥ずかしいという気持ちを乗り越えてアピールしていきましょう！
タグを活かして、戦略的にキャリアを構築する方法をもっと詳しく知りたい！という方は、岡島悦子さんの『抜擢される人の人脈力』がおすすめです。
ぜひ手に取ってみてください。
